ダイエットには何度も挑戦したものの、なかなか続かないと感じている方は、少なくないのではないでしょうか。
確かに、ダイエットといえば、つらいだけの食事制限や、きついだけの運動など、なかなか継続していけないことも多いでしょう。
そんな中、最近注目を集めているのがキックボクシングダイエットです。
キックボクシングエクササイズに取り入れたモデルや女優などの有名人がSNSで紹介したことをきっかけに、話題となっているようです。
ただ、いざはじめようと思っても、敷居が高いようなイメージもあって、さらにどんなジムではじめればいいのか分からないという方もいるかもしれません。
ここでは、女性がキックボクシングを体験するジムの選び方についてご紹介しますので、ジム選びの参考にしてみてください。
目次
女性でも通いやすいキックボクシングジムを選んで体験しよう
ここ数年で女性からの注目が高まっているキックボクシングですが、キックボクシングは元々男性が好むスポーツだったことから、今でも女性用も楽しめるような環境になっていないジムも多くあります。
せっかくジムでキックボクシングを体験するのなら、自分がやりたいエクササイズができて、快適に通えるような環境のジムを選びたいものです。
そこで重要なのは、入会する前に体験レッスンを受けてみることです。
体験レッスンを受けることで自分のレベルや希望に合ったジムかどうかを見極めることができるのです。
キックボクシングジムで体験レッスンを受ける際には、以下の5つのポイントをチェックしてみましょう。
また、これらのポイントは、通常のジム選びでも同様に活かせるので、ぜひ参考にしてください。
体験レッスンを受けられる
ホームページや口コミなどで、キックボクシングジムの雰囲気や指導方法などの、大まかなところは分かるかもしれませんが、やはり実際に行って体験することは大切です。
レッスンで行う内容のレベルや進め方などを見ることができますし、受けている人の様子を見ると自分がやっている姿を想像することもできます。
また、コーチの指導の仕方や相性、スタッフの対応が親切かといった点なども見ることができるため、ジム全体の雰囲気が自分に合うかどうかを見極めることができるでしょう。
まずは体験レッスンのできるジムを中心に選んで、レッスンを受けてみましょう。
ほかのジムと比較することおすすめします。
環境が女性に配慮されている
キックボクシングのレッスン後は、シャワーを浴びてさっぱりしたいものです。
また、シャワー後にはメイクをし直すことになるでしょう。
また、男性も通えるジムである場合、施設内に汗の匂いなどが充満していないか、快適女性用トイレがあるかどうかも重要です。
広いシャワールームやパウダールーム、女性専用トイレなど、女性に配慮した設備があり、なおかつ清潔に保たれているかどうかは、女性が通いやすいジム選びのポイントのひとつです。
女性会員が多く通っているジムであれば、それだけ女性の環境に配慮した環境のジムであるといえるでしょう。
仕事帰りや学校帰りなど、手ぶらでも気軽に通えるようなスタイルにこだわりたい方は、ロッカールームがあるか、ウェアやタオルの貸し出しなどアメニティが充実しているかを合わせてチェックするとよいでしょう。
女性や初心者向けプログラムが用意されている
キックボクシングを始めようとする目的は、ダイエットやプロを目指すなど人それぞれです。
また、レベルも人それぞれで、全くの初心者やすでに経験がある方もいるでしょう。
ダイエットやエクササイズ目的な方がプロ用のハードなレッスンをしたり、初心者と上級者が一緒にレッスンを受けたりすると、ついていけないどころか怪我をする恐れがあります。
キックボクシングを体験する際は、自分のレベルや目的に合わせたプログラムがあるかどうかを、事前に確認しておくことをおすすめします。
最近は、女性の間でもキックボクシングが注目されているので、ダイエットやボディメイクのためのプログラムのあるジムもあるので、目的によってはそのようなプログラムが用意されているジムを選ぶとよいでしょう。
女性がキックボクシングを体験できる場所
最近は、モデルや女優などの有名人が、キックボクシングをエクササイズに取り入れていることも話題となっていて、自分もぜひキックボクシングを体験したいと考える女性も増えてきました。
しかし、実際にキックボクシングを始めるには、どのような場所に行けばよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
女性たちがキックボクシングを体験できる場所としては、スポーツジムとキックボクシング専用ジムが挙げられます。
スポーツジムとキックボクシング専用ジムにはそれぞれ異なる特徴があります。
女性がキックボクシングを始めるにあたり、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、自分に合った場所選びの参考にしてみてください。
スポーツジムでキックボクシングプログラムを受ける
キックボクシングを始められる場所として、スポーツジムにあるキックボクシングプログラムが挙げられます。
本格的に習得する目的でなければ、スポーツジムで体験するほうがよい場合もあります。
そのメリットやデメリットを見てみましょう。
≪スポーツジムのメリット≫
・気軽にはじめやすい
軽い気持ちでも始めやすいのが、スポーツジムでのキックボクシングプログラムです。
入会して飽きたらほかのプログラムに変更することもできるため、心理的なハードルも高くないでしょう。
・専用のプログラムがある
エクササイズの一環として、ダイエットやボディメイクなどを目的にキックボクシングを始めたい方には、それ専用のプログラムのあるスポーツジムがおすすめです。
・道具がいらないこともある
スポーツジムのプログラムなら、道具は貸し出してくれる可能性があります。
最初は借りて使ってみて、続けていけそうなら自分専用をそろえるということもできるでしょう。
≪スポーツジムのデメリット≫
・本格的なトレーニングは受けられない
スポーツジムのプログラムでは、ダイエットやボディメイクなどが目的のものが多く、本格的にキックボクシングにハマってしまったら、物足りなくなることがあります。
そうなってからもっと本格的なジムに通いなおすこともできますが、最初から本格的にやるつもりがあるのなら、スポーツジムではなく専門的なジムに入会することをおすすめします。
・キックボクシング専用ジムでレッスンを受ける
キックボクシング専用のジムでも、女性がキックボクシングを体験することができます。
そのメリットとデメリットとしては以下が挙げられます。
≪キックボクシング専用ジムのメリット≫
・プロの選手や経験者に指導してもらえる
キックボクシング専用ジムの最大のメリットといえば、プロの選手や経験者の指導が受けられることです。
現役の選手が指導にあたってくれるジムもあるので、基礎やテクニックをしっかり身に着けることができます。
実際の試合を観戦することができる場合もあり、よりキックボクシングを楽しむきっかけになることもあります。
・逞しい男性と出会える
本格的なキックボクシング専用ジムには男性の会員が多いこともあり、逞しく鍛えたすてきな男性と出会える可能性もあるかもしれません。
≪キックボクシング専用ジムのデメリット≫
・トレーニングがハードすぎる
格闘技としてのキックボクシングを目的としていることが多いので、トレーニングがハードすぎて、ついていけなくなる可能性もあります。
・あまりキレイではないことが多い
本格的なキックボクシングのトレーニングでは、動きもハードで滝のように汗をかきます。
周辺には汗が流れ落ち、掃除をしたとしても、完璧にキレイにはならないかもしれません。
特に、古くからあるジムだと、長年の汚れが蓄積されている可能性があります。
キックボクシングの主なメニューをご紹介
実際にキックボクシングを始める際には、どのようなレッスン内容になるのでしょうか。
キックボクシングといえば、パンチやキックを繰り出して戦うスポーツですので、いきなりグローブをはめて人と打ち合うような練習が思い浮かぶ人もいるでしょう。
しかし、キックボクシングといっても初心者がいきなり対人で実戦的な打ち合いをするわけではありません。
実際のキックボクシングジムでは、いくつかのメニューを組み合わせたプログラムが行われます。
ここでは、キックボクシングの主なトレーニングメニューについて、それぞれ詳しく解説していきます。
<キックボクシングのメニュー内容>
・シャドーボクシング
・サンドバッグ打ち
・ミット打ち
・ボディメイク
全身引き締め効果のあるシャドーボクシング
・シャドーボクシングとは
シャドーボクシングとは、鏡の前などで、フォームを確認しながらおこなうパンチやキックのことです。
フォームを確認しながら、キックボクシングの基本的な構えやパンチ、キックなどを正しく姿勢で身につけていくことを目的とします。
・シャドーボクシングの効果
シャドーボクシングではキックとパンチを行います。
キックでは足を持ち上げて蹴る姿勢をとることになるので、太ももやヒップアップの効果があります。
パンチでは、気になる二の腕を引き締める効果があります。
また、足だけ腕だけで打つのではなく、腹筋を意識しながら全身を使って打つことで、お腹周りが引き締まる効果があります。
・シャドーボクシングをする際のコツ
正しいフォームを意識して体全体を動かすことを意識すると、脂肪燃焼効果がアップします。
脂肪燃焼を促進させるためには呼吸することを忘れず、深い呼吸を意識しておこなうことも心がけましょう。
また、全身を使ってキックやパンチを打つことは、ケガ防止にもつながります。
背中にも効果的なサンドバッグ打ち
・サンドバッグ打ちとは
サンドバッグとは、パンチやキックの練習をするときに標的にするための天井からぶら下がっている大きな筒状のもので、布や革などの中には砂やおがくず、布きれなどが詰まっています。
サンドバッグ打ちでは、シャドーボクシングで正しいフォームを身につけたパンチやキックを実際に打ち込めるので、パンチやキックを打った手ごたえや感触を実感できるでしょう。
・サンドバッグ打ちの効果
サンドバッグ打ちはシャドーボクシングと同様にパンチもキックも行うので、二の腕や太ももの引き締め効果があるほか、ヒップアップも期待できます。
また、パンチの際には背中の筋肉が刺激されるので、背中もすっきりするでしょう。
・サンドバッグ打ちをする際のコツと注意点
サンドバッグ打ちではシャドーボクシングと違って打ち込む対象があるので、ついつい強く打つことを意識してしまいます。
それも大事ですが、意識するあまりフォームが崩れてしまうことであるので、シャドーボクシングで覚えた正しいフォームを崩さないよう、徐々に力のこもったパンチやキックを打ち込めるように訓練しましょう。
ミット打ちでカロリー消費&筋力アップ
・ミット打ちとは
ミットとは、手につけて使う小さめの標的のことです。
ミット打ちでは、トレーナーなどがつけたミットを標的にして、パンチやキックを打ち込みます。
サンドバッグに比べると標的が小さいので、難易度も高く、慣れるまではうまく当たらないこともあります。
・ミット打ちの効果
ミットを持つ相手のペースで動くことになるので、普段はきつくてとてもできないようなハードなトレーニングでもミット打ちでならできることもあります。
消費カロリーも高く、ダイエット効果も高い点が特徴です。
もちろんパンチもキックも打つので、二の腕や太ももの引き締めや、ヒップアップなどに効果があります。
また、対人の実践にもっとも近い状況なので、うまく打ち込めたときの爽快感は高く、楽しさを感じやすい練習といえるでしょう。
・ミット打ちをする際のコツと注意点
対人で行うメニューなので、お互いに集中力を切らさないようにするとともに、声を掛け合ってこまめに意思疎通を図るとよいでしょう。
ミット打ちでは相手の顔近くにパンチやキックを打つこともあるため、ミットから外してしまうと相手がケガをしてしまう危険性もあります。
ボディメイクで理想のボディラインへ
スポーツジムには、ボディメイクに特化したプログラムもあります。
強くなるためのキックボクシングとは違い、美しい身体づくりにこだわったプログラムです。
格闘技としてのキックボクシングではなく、エクササイズやダイエットのためのさまざまな要素を取り入れて、理想の体を作りあげていきます。
例えば、ボディメイクレッスンで行うメニューとしてパンチとキックの複合メニューがありますが、サンドバックにパンチを連続して打つことで二の腕痩せに効果的ですし、キックは足全体を持ち上げて高い位置に蹴りこむことで、ふくらはぎからお尻までにかけての筋肉が鍛えられ、脚全体がほっそりするうえ、ヒップアップやお尻の引き締め効果も抜群。
また、ボディメイクメニューには縄跳びなど脂肪燃焼に効果的な有酸素運動を取り入れているジムもあり、余分な脂肪を落とし、美しいボディラインの形成に役立つでしょう。
いずれのメニューも、効果的に行いたいのであれば、鍛えたい部位の筋肉を意識して動作を行うことが重要です。
女性が体験するおすすめジムまとめ
有名人がエクササイズに取り入れたのをきっかけに、美に敏感な女性たちの注目を集めているキックボクシングですが、これからキックボクシングを体験してみたいと考えている方には楽しみながらずっと通い続けられるキックボクシングジムをみつけてほしいものです。
キックボクシングジムにはさまざまな種類があり、メニューも多種多様なので、自分に合ったジムやメニューを見つけて、楽しみながら理想の体づくりをしていきましょう。