お腹まわりや体重が気になってダイエットを始めてみたものの、なかなか思うように効果が出ずに悩んだことはありませんか?食事や運動に気を配っているのに痩せないとなると、ダイエットのモチベーションが下がってしまい、長続きしません。
これまでダイエットの効果がなかなか実感できずに苦しい思いをしたことがある人でも、わずかな工夫を取り入れることで目覚ましい効果が期待できます。
今回は簡単に痩せる方法について解説します。
簡単に体重を落としたい、痩せたい、と思う人はぜひ参考にしてください。
目次
簡単に痩せる方法:食事の工夫でダイエット
ダイエットを実践している人の多くは、食事にも気を遣っているという人がほとんどでしょう。
しかし、ダイエットのために食事を摂らなかったり、水分を摂らなかったりしていると実は逆効果であることがわかっています。
普段の食事を、ほんの少し工夫するだけで簡単に体重は減っていくのです。
ここではダイエット時の食事の工夫について解説します。
炭水化物の量を減らす
体重を気にするあまり、コンビニのパンを1つだけ食べて他は何も食べない、というダイエットをする人がいます。
食べる量が減っているためダイエットに効果があるように思えますが、炭水化物を食べてばかりでは体重は減りません。
肥満の原因となる脂肪には、糖類が深く関わっています。
糖類はパンやごはん、パスタに含まれており、普段の生活でもよく口にするものばかりです。
いわゆる炭水化物と呼ばれるこれらの食べ物は、できるだけ控えるようにしましょう。
普段から少し意識するだけで、炭水化物の摂取量は抑えられます。
例えばランチの際にパスタを選ぶのではなく、野菜やスープを選ぶなど、炭水化物の少ないメニューを選ぶようにしてください。
この心がけで体重に大きな変化があります。
ただし、糖類が不足するとイライラする原因になるので、必要最低限の糖類は補うようにしましょう。
1日3食食べる
同じくダイエットをしている人が陥りやすい間違いとして、食事の回数を極端に減らすという点があります。
1日1食だけ、または朝食を抜く、というように1日の食事回数が3回に満たないこともあるのではないでしょうか。
しかし、ダイエット中こそ食事はきちんと1日3回食べることが大切です。
仮に1日2回の食事になると、体や脳が飢餓状態だと勘違いし、体内に入ってきた栄養素や糖分をいつも以上に体に蓄えようとします。
すると、いつも以上に吸収がよくなり、結果として体重の増加につながることになるのです。
また、食事を抜いてお腹が空いている状態が続くと、次の食事の際に血糖値が急激に上昇することでさらに太りやすくなります。
1日3食をきちんと食べ、基本的な生活リズムを身に着けるようにしましょう。
基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくなります。
さらにバランスのよい食事を心がけることで肌や髪にもハリが生まれ、体全体の調子も整いやすくなるでしょう。
意識的に水分補給をする
成人の体の約半分は水でできているほど、私たちの体には水分が大切です。
臓器や組織の中にある水分が体温調節や栄養素等の運搬を担っています。
また水にはデトックス効果があるため、体内で不要になった老廃物を体の外に出す役割もあるのです。
肌の新陳代謝を促す効果があり、新しい細胞へと生まれ変わることを補助するのも水の重要な役目と言えます。
水を飲むと代謝が上がり、筋肉にも血液がしっかりと送られます。
そうすることで効率よく筋肉量を増やすことができ、痩せ体質をつくることが可能です。
そのため、ダイエット中はいつも以上に水分補給を心がけましょう。
一般的には1日に1.5リットル前後の水分を摂ることがふさわしく、その7割は飲み物が摂取源と言われています。
体重を気にして水を飲むことさえやめてしまうのは、ダイエットにも体にもよくありません。
水筒やペットボトルを持参し、いつでも簡単に水やお茶が飲めるようにしておくと、水分補給が習慣になるでしょう。
簡単に痩せる方法:少しずつの運動でダイエット
食事と同じく、ダイエットには運動も欠かせません。
しかし、やみくもに運動するだけでは効果は薄いため、普段の暮らしの中に少しずつ運動を取り入れることがポイントです。
簡単に痩せる方法の1つに、少しずつの運動でダイエットを行うというものがあります。
いつもの生活の中で、わずかに運動を意識することでダイエットの効果もさらにアップするのです。
ここからは普段の暮らしに取り入れられる気軽な運動のポイントを解説します。
意識して動くようにする
食事の改善と並行して、積極的に「動く」ことを意識してみましょう。
ジムに行ったり毎日ランニングしたりという本格的なものではありません。
例えば電車や車を利用するのではなく、意識的に歩いてみてください。
通勤や通学で電車を利用しているという場合は、1駅手前で下車するのもよいと言われています。
天気のよい日を選べば、それだけで気分転換になるでしょう。
またエスカレーターやエレベーターを極力利用しないよう意識することも大切です。
下りは必ず階段を使う、上りは2階分だけ階段を使うといったように、自分なりにルールを決めておくと実践しやすくなります。
たったこれだけの心がけでも、毎日の運動量には大きな変化があるのです。
最初から無理してさまざまな運動を取り入れても、長続きしません。
無理のない範囲で、最初は負担の小さい運動から取り入れることがポイントです。
家でできる“ながらエクササイズ”をする
毎日の生活の中に運動する習慣が定着したら、次に「ながらエクササイズ」を実践してみましょう。
ながらエクササイズとは、例えばテレビを観ているときに同時にストレッチをするといった具合に、何気ない時間にも軽い運動を取り入れることです。
ながらエクササイズは意識するだけで、いろんな場面に取り入れることができます。
歯磨きをしているときにかかとを上げて、ふくらはぎの筋肉ストレッチを行うことも立派な、ながらエクササイズです。
通勤や通学の電車内でも、かかと上げは実践可能です。
スマホを見つつ座りながらできるエクササイズを取り入れてみましょう。
腹筋に力を入れたり、足全体を上に持ち上げて下ろす運動は帰宅後のリラックスタイムにおすすめです。
運動やエクササイズと聞くと、ジムでのトレーニングを連想してしまいますが、実はいつもの生活を少し変えるだけで取り入れることができます。
スキマ時間を見つけて早速実践してみましょう。
気が向いたらウォーキングや筋トレも行ってみる
日々の生活にながらエクササイズを取り入れることができれば、もう少しステップアップを考えていきましょう。
前向きに取り組む気持ちがあれば、ウォーキングや筋トレといった本格的なトレーニングも行ってみましょう。
ウォーキングやサイクリングは自宅からスタートできるため、いつでも始めることが可能です。
また、筋トレもジムに通うリズムさえ身につけば、やめることなく長く続けやすいと言われています。
筋トレを始め、トレーニングの種類はさまざまですが、まずは無酸素運動から始めましょう。
無酸素運動とは短時間で大きな力を発揮する強度の強い運動のことです。
筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使わずに作り出すことからこのような名前が付けられています。
筋肉量を増やし、基礎代謝を高める運動が無酸素運動で、例えば筋力トレーニングやウエイトリフティングなどです。
無酸素運動を終えたら、ジョギングやサイクリングといった有酸素運動に切り替えましょう。
これはある程度の時間をかけながら少量から中程度の負荷をかけて行うものです。
筋力アップや脂肪燃焼のために、運動の中身も意識しながら取り組んでみましょう。
簡単に痩せる方法:生活習慣の見直しでダイエット
食事や運動を改善する習慣さえ身につけば、あとは生活習慣も一緒に見直すことでダイエット効果はさらにアップします。
長年の積み重ねが次第に生活習慣となり、簡単には変えることができない人もるでしょう。
しかし、考え方や意識を変えるだけで、その後の結果は大きく変わります。
ここでは生活習慣の見直しによるダイエット方法について解説します。
姿勢を正す
姿勢が原因で体に不調を感じるというケースは少なくありません。
例えば猫背気味の人は、長年の悪い姿勢が原因で内臓の位置がずれてしまい、腸が正常に働きにくくなることがあります。
腸の働きが鈍ると便秘を引き起こすこともあり、姿勢は体調まで左右するほど大切なポイントです。
ダイエットと姿勢は関係がないように感じますが、このように体の調子やバランスを整えるために改善すべき点の1つです。
姿勢を整え、正しい姿勢を維持するためには想像以上に筋肉を使います。
背筋や腹筋を使う必要があるため、姿勢を整えるだけで引き締め効果が期待できます。
早寝早起きをする
見落とされがちなダイエット中の生活習慣の1つに、早寝早起きがあります。
いくら食事や運動に気を付けた生活を送っていても、夜更かしが多いとダイエット効果が高まりません。
適度な睡眠はストレスを発散してくれるだけでなく、デトックス効果が期待できます。
また、ホルモンの分泌を促し、爪や髪といった体の細部の調子まで整えてくれるのです。
逆に夜更かしをしていると、睡眠不足によるイライラやストレスの蓄積、体内リズムが乱れ、自律神経にも悪影響を及ぼします。
ダイエットには、食べることや運動と同じくらい生活習慣も関わっています。
基本的な生活習慣を身に着け、ダイエット効果をさらに高めましょう。
痩せ習慣の継続で簡単ダイエット
体重について悩んでいる人は多く、長年ダイエットに取り組んでいるものの効果がないこともあります。
そんな人は、食事・運動・生活習慣の3つについてきちんとできているでしょうか。
これらの3つの習慣のうち、どれか1つでも欠けているとダイエット効果は高まりません。
痩せ習慣を身に着けるためにも、毎日の暮らしの内容から変えていきましょう。
小さな心がけで結果は劇的に変化します。
痩せ習慣を実践して簡単ダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。